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【茶会レポート】横浜 三渓園「原三渓さんの、結婚・転職先での怒涛ぶりをリスペクトして給湯室に集おう茶会」
2015年9月26日27日、横浜にある巨大日本庭園と多数の日本名建築を移築した「三渓園」の給湯室で茶会をやらせていただきました!
会場となった三渓園を作ったのは、明治~大正時代に生糸業で財をなした原三渓さん。
彼はもともとお金持ちだったわけでなく、一般の家の出で勉学に励み、大学で教えているところ大富豪の娘さん原さんに出会い、身分の差がありながらも義父さんに気に入られて結婚。
婿養子として原さんの生糸業に就職。妄想するに、古参の社員などにナジられたりしつつ必死で仕事を覚えたと思われます。そんなズタボロな彼が、仕事の合間に骨董を探すのが数少ない息抜きだったそうです。
そんな原さんの背中(見たことないけど)に、戦うビジネスマンの茶道を応援する給湯流茶道は激しく共感!
立派な茶室がある会場で、無理をいって給湯室をおかりして茶会を行いました。
掛け軸は、原さんと似た境遇で貧しい家の出でアルバイトをしながらカーネギーメロン大学で広告を学び、駆け出しのころはイラストレーターをしてクライアントにイビられつつ必死に仕事をこなしていた、あの超絶有名人・・のマリオネットです!
他にも、戦いをテーマにした給湯流名茶碗や、同じく長野で生糸業で財をなしたとある組織のあの茶碗などが多数登場!
大柄の某僧侶さまが、なぜか茶会でいちばん小さなコーヒーカップで抹茶をたてるはめにwwww
このコーヒーカップは、なけなしのボーナスでボストン旅行した際、見つけてまいりました、大正時代の×××なデミタスカップでございます。ご覧になりたかったら給湯流茶道の次回茶会へGO!
次回は2015年11月21日、岡山市足守で行われる『へうげもの』大茶会に参戦予定です!岡山の皆さんぜひ遊びにいらしてください。詳細は追って~!
皆さんも耳にしたことがある「ボストン茶会事件」。イギリスから茶税を高くとられキレたアングロサクソンがなんと、ネイティブアメリカンに変装して(!)茶葉を海に捨てまくった事件です。
これをきっかけにアメリカは独立戦争へ。今では世界一の経済大国であります。そんな戦国な香りがするボストンの歴史と原三渓さんをなぞらえ「茶碗」をご用意した次第。
お菓子は、鹿児島の焼酎モナカ!侘びたたたずまいがぐっときます。
なけなしのボーナスで鹿児島旅行にいったときに入手したものです。一期一会の給湯流茶菓子!
原三渓さんが生糸業で歯を食いしばっていたころ、薩摩藩も日本の近代化にふんばっていたかと思いまする。
島津藩主が身分に関係なく優秀な人材にアサインする戦略を決行。身分的には低かった西郷どんや大久保どんが一気に昇進!
原三渓さんと似たストーリーがあると思い鹿児島のお菓子をご用意しました。
なんと、江戸時代の兜を100万円で販売も!頭には広島カープのキャップもかがやいておりますれば!!!
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